ティム・ハードウィック
米国株式市場が反発し、アップルの評価がアナリストによって引き上げられたことを受け、AAPL株価は月曜日に9.3%上昇した。アナリストは、同社が競合他社よりもコロナウイルス流行の影響を吸収する準備ができていると指摘した(ロイター通信経由)。
オッペンハイマーはアップル株の投資判断を「パフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ、同株は2月12日に16.5%下落して以来、金曜日の引けまで安値を維持していたと主張した。
バロンズが指摘するように、この上昇はアップルにとって過去11年間で最大の1日の値上がりとなった。
月曜日の歴史的な株価上昇において、アップルは重要な役割を果たした。iPhoneメーカーの株価は9.3%急騰し、1日の上昇幅としては11年以上ぶりの大きさとなった。
1株当たり24.45ドルの上昇は、ダウ工業株30種平均の1,296ポイントの上昇に172ポイント寄与した。アップル(ティッカー:AAPL)は、終値298.91ドルで取引を終えた。この日の取引では一時301.44ドルまで上昇した。2月12日には327.20ドルの高値を付けた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、アップルの株価は大きく変動しており、先週は数時間の間に大きな変動が見られた。
中国でのウイルス流行により、2月にはアップルのサプライヤーの多くが工場の生産を停止し、アップルの直営店も警戒を強めて一時的に閉店した。
アップルのティム・クックCEOは先週、「中国は新型コロナウイルスを抑制しつつある」と述べ、同地域で報告されている感染者数は「日に日に減少している」と付け加えた。iPhoneの大手組み立てメーカーであるフォックスコンは本日、中国工場が今月末までに通常操業を再開する見込みだと発表した。
アップル株の上昇により同社の時価総額は1,110億ドル増加し、時価総額は現在1兆3,000億ドルとなっている。ただし、これは2020年1月29日に記録した史上最高値の328ドルには及ばず、このときの時価総額は1兆4,000億ドルを超えた。
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