ティム・ハードウィック
Microsoft Edgeは、頻繁な機能アップデートと、Microsoftのデザイン言語とmacOSの緊密な統合により、多くのユーザーを魅了してきました。Chromiumベースのブラウザの水準を継続的に引き上げるという同社のコミットメントを強調するため、Microsoftは本日、Edgeに今後追加される新機能を反映する機能ロードマップを更新しました。
MicrosoftのEdge向け「What's Next」ページは、社内開発者が作業を進めるためのチェックリストのような印象を与えます。そのため、タブグループ（今月登場）やタイトルバーを非表示にするオプション（2021年9月）といった新たにリストアップされた機能は、以前から知られていました。しかし、これまで知られていなかった機能もいくつか明らかになっており、あるRedditユーザーがこのページに追加された新機能をまとめています。以下にその内容を転載します。
- PDF ドキュメントに自由形式のテキスト ボックスを追加:バージョン 94 以降では、フォームに入力したり、目に見えるメモを追加したりするために使用できる自由形式のテキスト ボックスのサポートを PDF ドキュメントに追加しています。
- URL リンクを使用してブラウザーではなく PWA を起動する: Microsoft Edge バージョン 97 以降では、完全なネイティブ ブラウザーではなく、PWA でブラウザーを起動することを選択できます。
- タブグループ：タブをユーザー定義のグループに分類する機能により、複数のワークストリームにわたるタブの検索、切り替え、管理が効率化されます。この機能を有効にするため、Microsoft Edge バージョン 93 以降ではタブのグループ化が有効になります。
- コレクションに引用サポートを追加： Microsoft Edge バージョン 95 以降、特に学生や研究者向けにコレクションのエクスペリエンスが向上しました。コレクションでは引用とリーディングリストのサポートが開始されます。
- Microsoft Edge の起動における柔軟性を高める新しいポリシー： Microsoft Edge バージョン 94 以降、エンタープライズ管理者は起動ポリシーでより柔軟にオプションを選択できるようになります。これには、スタートページの指定、ページの追加/削除、中断したページからの再開など、ポリシーで指定された一連のページが確実に開かれるようにする機能が含まれます。
- ホバーツールバーからビデオのピクチャーインピクチャー（PiP）を表示： Edgeバージョン93以降では、ピクチャーインピクチャー（PiP）モードへの切り替えがさらに簡単になります。対応ビデオにマウスオーバーすると、PiPウィンドウでビデオを表示できるツールバーが表示されます。
- PDF のフリーフォームハイライト： Microsoft Edge バージョン 94 以降では、フリーフォームハイライト機能が追加され、PDF の閲覧とマークアップエクスペリエンスが向上します。これにより、PDF 上のコメントができないセクションやスキャンしたドキュメントをハイライト表示できるようになります。
- Web アプリからの通知は PWA からの通知として表示されます: Microsoft Edge バージョン 94 以降、プログレッシブ Web アプリケーション (PWA) からの通知は Microsoft Edge からの通知として表示されなくなり、代わりに Web アプリの名前が表示されます。
- 垂直タブ使用時にタイトルバーを非表示にする：垂直タブ使用時にブラウザのタイトルバーを非表示にすることで、数ピクセル分のスペースを節約できます。Microsoft Edge バージョン93以降では、edge://settings/appearance にアクセスし、「ツールバーのカスタマイズ」セクションで、垂直タブモード時にタイトルバーを非表示にするオプションを選択できます。
- 不明な言語の自動翻訳： Microsoft Edge バージョン 94 以降、既知として設定していない言語で表示されるページに移動すると、Microsoft Edge はページのコンテンツを主要言語に自動的に翻訳します。その後、元のページに戻るか、自動翻訳を無効にするかを選択できます。
- Microsoft Edge の初期設定:バージョン 93 以降では初期設定が追加されたため、企業への Microsoft Edge の展開がより簡単になります。
- IE モードとモダンブラウザ間のハンドオフの改善： Microsoft Edge バージョン 95 以降では、モダンブラウザエクスペリエンスと IE モードエクスペリエンス間の切り替えが改善されます。リファラーヘッダー、投稿データ、フォームデータ、リクエストメソッドが、2 つのエクスペリエンス間で適切に転送されるようになります。
- 制御フロー強制テクノロジ (CTE): Microsoft Edge は、対応ハードウェア (Intel 第 11 世代または AMD Zen 3) 上のブラウザープロセスにハードウェア依存の制御フローを使用する、より安全なブラウジングモードのサポートを開始します。グループポリシーを使用してイメージファイル実行オプション (IFEO) を操作することで、CTE を無効にすることができます。
- ファミリーセーフティ：youtube.comなどのサイトでの保護を強化： Microsoftファミリーセーフティをご利用のご家族は、まもなくコンテンツフィルターの強化を実感いただけます。また、youtube.comなどのサイトでの「許可サイト」と「ブロックサイト」のフィルタリング設定が強化され、お子様が許可されていない動画にアクセスしてしまうのを防ぐことができるため、保護者の皆様もより安心してご利用いただけます。
- ファミリーセーフティ：ワンクリックで複数の教育関連サイトを許可： Microsoft ファミリーセーフティをご利用のご家族は、コンテンツフィルターの改良をまもなく実感していただけます。「許可されたウェブサイトのみを使用する」モードをご利用の場合、保護者の方はワンクリックで教育関連サイトを許可リストに追加できるオプションが表示されます。
今年初め、MicrosoftはEdge向けにキッズモードをリリースしました。このモードでは、お子様が許可したサイトのみにアクセスを制限しながら、楽しくウェブを探索できます。それ以前にも、MicrosoftはMacに縦型タブ、スリープタブ、パスワードジェネレーター、新しいビジュアルテーマなどを導入しています。
このブラウザはMicrosoft Edgeのウェブサイトからダウンロードできます。Edgeを愛用していますか？ぜひコメント欄で教えてください。
(XDA-Developers 経由)
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