ティム・ハードウィック
AppleのiPhone 16とiPhone 16 Plusには、昨年のiPhone 15 Proモデルにのみ搭載されていたアクションボタンが採用されました。このアクションボタンは、2007年の発売以来iPhoneの定番機能として定着してきた従来の着信／サイレントスイッチに代わるものです。その機能についてご紹介します。
アクションボタンは、着信音とサイレントモードを切り替える単機能スイッチに代わるものです。これにより、カメラやフラッシュライトへの素早いアクセス、ボイスメモ、フォーカスモード、翻訳、拡大鏡などのアクセシビリティ機能の起動など、さまざまな操作が可能になります。また、ショートカットと関連付けて、より多くのオプションを利用することもできます。
ダイナミックアイランドでは、微調整された触覚フィードバックと視覚的なヒントを備えた長押しジェスチャーにより、アクションボタンが意図したアクションを確実に起動します。ユーザーは設定でこのジェスチャーをカスタマイズし、様々なアクションに割り当てることができます。プログラム可能なアクションは以下の通りです。
- アクセシビリティ: VoiceOver、Zoom、AssistiveTouch、Live Speech などのさまざまなアクセシビリティ設定にアクセスできます。
- ショートカット: お気に入りのアプリを開いたり、ショートカット アプリで作成またはダウンロードしたショートカット (メッセージの送信、プレイリストの再生、スマート ホーム デバイスの制御など) を実行したりできます。
- サイレント モード: 既存の iPhone モデルの着信/サイレント スイッチと同様に、サイレント モードのオンとオフを切り替えて、着信音と通知音をミュートまたはミュート解除します。
- カメラ: アクション ボタンを 1 回押すだけで、写真、自撮り、ビデオ、ポートレート、またはポートレート自撮りを撮影できます。
- コントロール: お気に入りのコントロール センター ボタンにすばやくアクセスできます。
- 懐中電灯: デバイスの背面にある懐中電灯のオン/オフを切り替えます。
- フォーカス: フォーカス モードを有効または無効にします。
- 拡大鏡: 拡大鏡アプリを起動すると、iPhone のカメラを拡大鏡として使用し、小さなテキストやオブジェクトを拡大することができます。
- 音楽を認識する: Shazam を利用した iPhone の組み込み音楽認識機能を起動します。
- 翻訳: 翻訳アプリを起動し、アクションボタンを 1 回押すだけで会話やテキストの翻訳を開始できます。
- ボイスメモ: ボイスメモ アプリを使用してボイスメモの録音を開始または停止します。
アクションボタンのカスタマイズ
アクション ボタンのデフォルトの着信/サイレント動作を変更する場合は、iOS 18 でカスタマイズする方法は次のとおりです。[設定] ➝ [アクション ボタン] を開き、左右にスワイプしてオプションを参照します。
選択したアクションに追加のオプションがある場合は、アクションの下に2つのV字型アイコンが表示されます。ショートカット、コントロール、アクセシビリティのアクションについては、アクションの下にある青いボタンをタップして特定のオプションを選択する必要があります。それ以外の場合、アクションボタンは何も機能しません。
- アクションボタンに2つの機能を割り当てる方法
ダイナミックアイランドでは、アクションボタンを長押しするたびに、微調整された触覚フィードバックと視覚的なヒントが提供され、意図したアクションが実行されていることを確認できます。また、通常の短押しでは、カスタマイズした設定を確定します。
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