OS X Yosemite: メールアプリのマークアップとメールドロップの詳細

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OS X Yosemite: メールアプリのマークアップとメールドロップの詳細

ジュリ・クローバー

OS X Yosemiteでは、Appleのメールアプリに大きな変更が加えられました。これらの変更は、単なる見た目の刷新だけにとどまりません。メールアプリは見た目が新しくなっただけでなく、Mail Dropやマークアップといった新機能もいくつか追加されています。

マークアップ機能を使えば、メールアプリ内から直接画像やPDFに注釈を付けることができます。例えば、メールを作成しPDFを添付する際に、様々なツールを使って署名や強調などを追加できます。画像でも同様です。作成中のメッセージにファイルを添付し、右クリックして「マークアップ」を選択するだけです。

マークアップの上部には、図形を作成したり、テキストを入力したり、署名を挿入したりするためのツールセットがあります。様々なブラシ、カラーパレット、そして様々なフォントオプションも利用できます。

マークアップツール
星、円、四角、吹き出しなど、様々な図形を入力できます。また、テキストや写真の一部を拡大できる虫眼鏡機能も搭載しています。切り抜きツールを使えば簡単な画像編集も可能で、ペンツールを使えばフリーハンドで文字や絵を描くことができます。

Markupの最も優れた機能は、MacBookのトラックパッドやカメラを使って署名を挿入できる署名ツールです。トラックパッドを使用する場合、「開始」をクリックし、トラックパッド上で指で署名すると、署名が自動的に文書に入力されます。

トラックパッド
白い紙に署名を書き、MacのFaceTimeカメラを使ってそれを書類にインポートするオプションもあります。カメラに署名を認識させるのは少し面倒ですが、きちんと位置合わせができれば問題なく動作します。

マークアップ署名
マークアップに加えて、メールにはMail Dropという新機能が追加されました。この機能により、iCloudを使って最大5GBの大容量ファイルを添付して送信できます。メールを作成し、通常は送信できないほど大きなファイルを添付すると、Mail Dropを使ってメッセージを送信するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。

送信メールドロップ
Mail Dropオプションを選択すると、メール受信者はメールを使用している場合は通常通り添付ファイルを受け取りますが、メールを使用していないユーザーには、iCloudから直接ファイルをダウンロードできるダウンロードリンクが記載されたメッセージが送信されます。ファイルはiCloudに数日間保存された後、削除されます。

メールドロップicloud
MacRumorsは、10MBから1GBを超えるファイルサイズでMail Dropが機能する問題は報告していませんでしたが、Appleサポートフォーラムの一部のユーザーからこの機能に関する問題が発生しているという報告がありました。Mail Dropは受信者ではなく送信者のファイルサイズ制限に基づいて動作するため、送信側ではファイルサイズの上限を超えているにもかかわらず、受信者のファイルサイズ制限を超えているという問題に遭遇しているユーザーがいます。

例えば、ファイルサイズ制限が30MBのメールアカウントから、ファイルサイズ制限が6MBのメールアカウントに10MBのメッセージを送信した場合、Mail Dropは有効にならず、ファイルはiCloudからダウンロード可能なクリック可能なリンクに変換されません。そのため、受信者もMail Dropを利用できる場合でも、送信者には「このサイズのメッセージは受信できません」という返信が届きます。

Appleによると、Mail Dropは「メールアカウントのプロバイダが許可する最大サイズを超える」ファイルの送信にのみ使用できるとのことです。つまり、ユーザーがMail Dropを有効にする際に、ファイルサイズのしきい値をカスタマイズして上記の状況を回避する方法はないということです。AppleがMail Dropに手動サイズ制御を実装する予定があるかどうかは不明ですが、現時点では、Mail Dropは特定の状況においてすべてのユーザーにとって必ずしも便利ではないようです。

昨日一般公開されたOS X Yosemiteは、Mac App Storeから無料でダウンロードできます。OS X Mountain LionおよびOS X Mavericksが動作していたすべてのマシンで動作し、8GBのストレージ容量と2GBのRAMが必要です。[直接リンク]

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